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アイヌ文化のふるさと「二風谷(にぶたに)コタン」その2

アイヌ文化のふるさと「二風谷(にぶたに)コタン」その2

「二風谷アイヌ博物館」

沙流川(さるがわ)流域に息づく アイヌ文化の継承「二風谷コタン」内には
1992(平成5)年に開館した 「二風谷アイヌ博物館」がある

アイヌ博物館2(1)

開館看板と入口ドア部分にはアイヌ文様が描かれている
なかなか雰囲気がある

アイヌ博物館3(1)
入口案内に置いてある 記念スタンプ

アイヌ博物館0(1)

中は 広く解放感があり
アイヌ文化を伝える様々なものが展示されている

アイヌ博物館5(1)

住居

アイヌの住居「チセ」
アイヌ博物館4(1)
「チセ」の外観は ほぼ長方形で大きいもので長さ5~6間(約9~11m) 幅2~3間(約4~6m)
柱は地面に埋められ固定され 
材料はナラ・カシワ・カツラなど4隅は特に太いものが使われた

柱と柱の間はヤチダモ・ナラのようなまっすぐな木が使われ 柱の上には梁と桁をわたして中梁が数本等間隔に縛られ 家枠の強度を高めている

屋根は四方向に勾配のつく寄棟造りで 
屋根や壁を葺いた材料はカヤ・ヨシ・ササ・樹皮など地方によって異なっていたようだ

「チセ」のまわりには生活や信仰に関わる付属施設が建てられ 
写真上のように 倉庫・動物の檻・便所・干し柵・祭壇などが主なもの

狩猟・漁労用具

アイヌ民族は狩りと漁労で食料を確保し 
また 和人との交易のため特定の動物を捕っていた
川ではサケ・マスが主体だが 
ウグイ・イトウ・ヤマメ・イワナなども捕っていた

サケは主食 しかし必要以上には捕らない 
保存用には産卵の終わったあとのサケを使い
漁が終わったら キツネやカラスの分を川のそばに残すことを忘れなかった

写真下左
これはマレク(突き鉤)と呼ばれるサケを突く道具
写真下右
2隻の丸木舟の間に網を張り サケを捕獲する方法もあった

漁労具1(1)

また海では 大型魚海獣の漁も行われていた
獲物はマグロ・メカジキ・オットセイ・イルカ・クジラなど
大型丸木舟も展示されていたが大型魚海獣の漁に使われたのかもしれない

漁労具2(1)

オットセイは食料の他 毛皮として和人との交易に使われた

山では ウサギ・キツネ・ムジナなどの小動物を捕獲していたようだ
クマやシカなども捕獲していた
クマは食用は勿論 毛皮は自分たちで利用するほか 和人たちとの交易に利用

写真左はクマを射止める「クワリ」と呼ばれる仕掛け弓 

右はテンを捕る「ホイヌプクペ」と呼ばれるわな
イモツ(いも)でテンを引き寄せ 石を乗せた罠が落ちてくる仕組みになっている

狩猟具1(1)

シカ猟は毒矢で射る方法など色々な方法があったらしい
シカの皮も珍重された

これは何の皮か 確認を忘れた

動物の毛皮1(1)

生活の道具

生活用具も数々展示
壁には アイヌ文様の盆が芸術作品として飾られていた

生活用具1(1)

次回に続く


プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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