FC2ブログ

カナダ先住民族文様の彫刻

十数年前に彫刻したトーテムポールを紹介

  トーテムポール1

  トーテムポール2

これはカナダへ行った時に小さなものを手に入れ 拡大して彫ったもの

カナダでは先住民族を尊敬の意を込め「ファーストネーションズ」と呼び 
国内では200近くの部族が登録されている 

中でも太平洋北西海岸には 豊富な資源に恵まれた環境のもとで 定住生活を営むことが出来たため 他の地域の部族とは違った独自のユニークな生活様式や文化・芸術を築いた部族がいた

この地域には大きく分けて6つの部族がいて それぞれ芸術性の高い文化を育くみ 特徴的なものにトーテムポールやマスクの彫刻などがある

以前に紹介したアイヌの木彫家砂澤ビッキもその影響を受けていると思われる作品が多くある(私見)

中でもブリティッシュコロンビア州のクイーンシャーロット諸島のアンソニー島にはハイダ族の居住する村が多く集まり ハイダ族の芸術と村落址が残っているこの場所は 歴史的に重要性が高いとして1981年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている

このハイダ族の芸術作品は最も知られた古典的なノースウエストコーストの文化スタイルとして知られている

トーテムポールはその一族のシンボル
 
全てのトーテムポールには動物と人間が刻まれ それぞれの家系の始まりは動物が化身したのだと信じ クマ オオカミ クジラ サーモン ワシ カエル などの生き物が刻まれている

ほとんどは トーテムポールの一番上にその一族を象徴するものを刻んでいる

また
身近な動物をシンボルとして芸術的にデザイン化したものが多くあり彫刻にしてみた

鷹1

これは Eagle(タカ鷹)

名声と力の象徴
素晴らしい力強さと優れたリーダーシップを表している

次に Killer Whale(シャチ)
美と力の象徴
シャチは旅人であり 仲間を終身連れ添うことからロマンスのシンボルと言われている

  シャチ1

タカ(鷲)もシャチも以前に彫ったものだが

今回は 
Salmon(サケ鮭)を彫ってみた

サケ1

木材は ヒノキ

カナダ文様サケ1

サケ(鮭)は再生 献身 忍耐の象徴
全ての沿岸の民族から高く尊敬されている

色付けは黒と赤と青が基調だが 鮭は黒一色とした

他の動物を彫ったものもあるが また紹介したい
これらのデザインは自作ではないので あくまで自己鑑賞用としている

大好きなカナダ先住民族文様だが
 
アイヌ民族の伝統・芸術文化も大切に保存・継承し 後世に残してもらいたいものだ



関連記事

Comment

非公開コメント

プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
リンク
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ別記事一覧
検索フォーム
QRコード
QR
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: