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北海道の地名 ~その1~

北海道の地名はアイヌ語に由来しており その割合は全地名の7割とも8割とも言われている

アイヌは狩猟採集民族で川辺に住んでいたことから地名に「ペッ(川)」 「ナイ(小川・沢)」 「ト(沼・湖)」 「ポロ(大きい)」などを付けることが多く

この文字を持たない民族の言葉に和人が漢字を充てたため難読地名も多い

今回は難読 そして珍しい地名の中で「「ナイ(小川・沢)」の付く地名を紹介

「・・ない」で 「ないない」づくしだが 沢山ある

アイヌ文様1

納内(おさむない)
当留萌市の近く深川市郊外農村地帯の地名
「オサラウンナイ」(川尻にヨシ原のある川)
この辺は空知の米どころ

神恵内(かもえない)
積丹半島の漁村
「カムイ・ナイ」(美しい神の沢)
「地形が険しく人が近づきがたい神秘な沢」を意味している
海が綺麗で ウニが美味しい観光地

相内(あいのない)
北見市郊外の農村部落地名
「アイヌ・ナイ」(人がいる川)
アイヌラテン翻字で「ainu-o-nay」
確かに「あいのない」と読むことができるのだが 
愛に満ち溢れたまちのようだ

晩生内(おそきない)
空知管内浦臼町の農村部落地名
「オ・ショキ・ナイ」(川尻が崩れている川)
坂本龍馬の甥が入植した町らしい

於札内(おさつない)
同じ空知管内浦臼町の農村部落地名
「オ・サッ・ナイ」(川尻 乾く川)
ボクの小遣いは 「お札が無く」小銭ばかり

幌美内(ぽろぴない)
千歳市郊外支笏湖畔付近の地名
「ぽろぴない」「ほろびない」「ほろぴない」と読み方はまちまち
「ポロピナイ」(大きな涸れ沢)
ここは滅びない部落であって欲しい 
丸駒温泉があるので・・・

「ナイ」に「内」の漢字を充てた地名が多いが
「内」以外の地名として

生花苗(おいかまない)
十勝管内大樹町の地名
「オイカ・オマ・ナイ」(波が越えて入る川)
「かまない」のは良くない
老いたらよく噛んで食べた方が良い
ここは民間ロケット開発企業(ホリエモン出資)のある町

入境学(にこまない)
釧路町の地名
「ニ・オマ・ナイ」(流木のある川)
これも老人の食べ物は「にこまない」より 
よく「煮込んだ」方が良い
学問にありそうな名前「入境学」

学問にありそうな名前 もう一つ

知方学(ちっぽまない)
これも釧路町の地名
「チプ・オマ・ナイ」(舟のある川)
釧路町には学者が多いのか

ちょっと横道に反れたので修正

笑内(おかしない)
北海道以外に秋田県北秋田市にこの町がある
「オ・カシ・ナイ」(川下に小屋のある川)

アイヌは北海道だけでなく東北地方にも住んでいた
住所が北秋田市阿仁笑内字笑内だから 
この町の住民はみんな笑い上戸か

この町へ行ったら 笑わずにいられない・・・
そんな雰囲気の地名

アイヌ文様2

「・・ない」は否定的な言葉ではあるが そんなことはない
「・・ない」の付く地名を「ある・ある辞典(?)」で調べたらこんなにも「あった」

「アイヌ」とは「人間」の意味であるが 善人にだけ使われ 怠け者は「ウエンペ(悪いやつ)」と呼ばれた
アイヌにも怠け者がいたらしい

また和人はアイヌを「蝦夷」「土人」と呼び 和人と混血したアイヌのことを「アイノ」と呼んだとのこと

ボクの子どもの頃はいわゆる「ハーフ(混血)」を「アイノコ」と呼んだ時代があったが この「アイノ」が由来なのか?

分からないが 「差別用語」なので使用禁止にしたほうが良い


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Comment

今日もまたアイヌ語由来の北海道の難解地名をお教え下さり、物知りになった気分です。
世の中地名と人名は読めなくても恥ではない!なんていわれていますが、でも、知っていることはいいもんです。加えてKEARASHIさんの解説がとても面白く含蓄ありました。

Re: タイトルなし

含蓄のある解説とお褒めいただき、どことなくもちょこく(くすぐったく)なりますが、有難うございます。
ボクのブログは何処まで本当なのか、どこまで冗談なのか分からないという方がいます。
自分でも分からなくなる時がありますが、おふざけは出来るだけ半分以下に抑えようと努力しているつもりです。(半分でも多過ぎか?)
まあ雰囲気で察してくれていると思っていますので、今後ともよろしくお付き合いをお願いします。

takarinさんに賛同!お盆のあれこれにかまけて(ん?これ方言か?)ちょっとご無沙汰しているうちにまたまたおもしろい調査をしていましたね。日没が早くなって秋の夜長の季節、含蓄のあるブログを楽しみにしています。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
ブログのタイトルは「萌樹工房あれこれ」なのですが、「工房」関連記事は16%しかないのに最近気付きました。
タイトルを「何でもかんでもあれこれ」とか「冗談半分あれこれ」とか「面白半分あれこれ」に変えて、そっち方面に集中した方が良いのかもしれませんネ。
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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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