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増毛町めぐり2 ~国稀酒造~

留萌管内では一番歴史のあるまち 増毛町
そしてJR留萌本線の一部留萌市~増毛町間の廃線後も訪れる観光客が多い増毛町

先日 火野正平が自転車で日本縦断する番組「こころ旅」(NHKーBS)でも増毛町での様子が放映されていた

このまち自慢の一つが地酒の「国稀」 (くにまれ)
酒造元が国稀酒造株式会社

国稀酒造

さっそく中へ入ると

つるつる・ふさふさ看板

「なるほど 「増毛町」は「ぞうもう町」と呼ぶ方も多い
「つるつる」から増毛へ向かうと「ふさふさ」になるという意味か

なんどもブログに書いているが
この先 さらに石狩方面に進むと「送毛」という地区に入り
「ふさふさ」から「つるつる」に戻ってしまうから
この先へは行かない方が良い

この国稀酒造の創業は明治15年 
今年創業136年を迎えている

初代創業者の本間泰蔵は佐渡の出身 
明治6年23歳で小樽に渡り 呉服商の養子格の番頭として ニシン景気で沸く増毛に行商で来ていた

2年後の明治8年呉服商の閉店に伴い 店の商品を譲り受け増毛に移住し呉服商を始めた
泰蔵は明治15年「丸一本間」の名で荒物雑貨商 漁業にも手を広げ 醸造業も始めるに至る

のち海運業にも進出した 
また35年には 合名会社になり現在の総合商社に匹敵する多角経営であったという

国稀酒造2-1
(売店の様子)

明治10年頃から醸造を始めていたようで
北海道の酒造りの歴史において道南・札幌地区に次いで
増毛が古くから酒造りを行っていた地区である可能性があるとのこと

現在は4代目となり 3代目は町長をしていた

仕込み倉・試飲1
(仕込み倉と試飲コーナー)

酒の銘柄は現在21種類あり 全国に販売ルートを広げている

国稀樽

ところでこの「国稀」という名

もともと酒の代表銘柄は「国の誉」であったが
泰蔵が実際に面会した乃木大将の人格に大きな感銘を受け乃木希典の「希」の一字をもらい「国の希」を「国稀」と改めた

「希」でなく「稀」としたのは そのまま使用するのはおこがましいと考えたためで「のぎへん」をつけて「国に稀な良いお酒」という意味合いも持たせた との資料がある

平成14年には資料室もオープンしている

国稀酒造資料室 1

最後に
泰蔵は「金持ちになるための3カク法」を親類の者に語っていたという

それは「恥をかく 義理をかく 小股をかく」で
「小股をかく」というのは 人の小股をくぐりぬけるように 敏捷に金をつかめよ ということ

とは言え 泰蔵の増毛での成功により多くの親戚縁者が泰蔵を頼り増毛に移住していることから 言葉通り義理を欠いていたわけでもないようである

感想
商売人はこのくらいの覚悟を持たないと 
成功出来ないものなのか 足元にも及ばない
萌樹工房はまだまだ あまい あまい

「国稀酒造」にはこの日も多くの観光客が訪れていた

今回は「国稀酒造」の紹介でした

*参考
平成15年4月発行 国稀酒造株式会社 
創業百二十周年記念「国稀かわら版」


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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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