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「男鹿のなまはげ」など無形文化遺産に登録

この度 国内8つの県10の伝統行事がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定された

これらの伝統行事は「来訪神:仮面・仮装の神々」として一括して2年前に申請され モーリシャス(東アフリカ インド洋の島国)で開かれたユネスコ委員会で審議され 11月29日に決定

ボクらにポピュラーなのはやはり 秋田の「なまはげ」だ

大晦日に角の無い鬼のお面をかぶった二人一組の「なまはげ」に扮した青年たちがが家々を練り歩き 「泣く子いねが!怠け者いねが!言うごと聞がね子どらいねが!親の面倒見わりい(悪い)嫁いねが!」などと家じゅうを探し回る伝統的な風習

この「なまはげ」は むやみやたらと家々に上がり込む訳ではなく
昔からのしきたりがあるようだ

「先立(さきだち)」という役が事前に主人に「なまはげ」が家に入ってよいかを確認した後 合図で「ウオー」と奇声を上げて乱入

家に上がり込んで7回四股(シコ)を踏み はじめて家の中を歩き回ることができる

「ナマケモノの匂いがする」「ナマケモノはいないか!」などと荒々しい声で歩き回る

家の主人が荒れ狂う「なまはげ」をなだめ 丁寧にもてなし お膳を添える

「なまはげ」はお膳の前に座る前に 5回四股(シコ)を踏む

「ウオー!ウオー!」と唸っている「なまはげ」に主人が酒肴をすすめる

主人と「なまはげ」との間で様々な会話が交わされたあと 「なまはげ」は来年も豊作であるよう祈願し 再び立ち上がって3回四股(シコ)を踏み また歩き回る

家に上がってすぐ7回 お膳に就く前に5回 立ち上がる際に3回 「七・五・三」という男鹿真山の独特なしきたりがあるらしい

「なまはげ」は立ち去る際に「来年もまたくるぞ!」と言い残した次の家に向かう

「なまはげ」はその家の子どもたちが病気や怪我などをせず幸福になれるようにと願って四股(シコ)踏むとのことである


「なまはげ」は ただ酔っぱらって家に上がり込んで子どもたちをいじめているわけではないようだ

無形文化遺産に登録された他の9件についても「厄介を払って幸福をもたらす」とされる伝統行事だ

過疎化と少子高齢化の中で神に扮する担い手(青年)の確保など 伝承には多くの課題があるようだが 
是非 次の世代にも受け継がれてほしいもの


ところで
この「なまはげ」のお面は もう10年以上前に秋田男鹿に行ったときに買ってきたもの

なまはげ
(秋田・男鹿の「なまはげ」のお面 確かにおっかない この面には角がある)
「おっかない」は 「おっ!家内」 とも書く???

部屋の壁に飾っていたら 孫がおっかない(怖い)と言って その部屋に寄り付かなくなったので
それから ず~と 隠していた
もういいだろう

今回無形文化遺産に登録が決定されたとのことで思い出し 久しぶりに日の目を見ることになった


これは 沖縄のシーサー

沖縄焼き1
(沖縄焼のシーサー)

それから これは海外のもので 東南アジアかどこかのもの?
詳しくは分らない 右の面はヤシの実をくり抜いたものでできている

海外の仮面1
(久しぶりで日の目を見た海外のお面)

これらの面も地域の「来訪神」なのかもしれない

今回のブログも

やはり 「はげ」 に行き着いたようだ


*参考
男鹿真山伝承館 なまはげ館(株式会社おが地域振興公社)ホームページ


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Comment

No title

地方の豊かな文化がよく伝わって感激に浸ってましたら、おちは「はげ」とは!なまはげと言えば子どもたちが対象かと思っていましたら、親の面倒見悪りー嫁もやられるんですね!おっがねー!お一人様のところにはなんと言って来るんだべか?

Re: No title

オーストラリア北部地方にも「なまはげ」と同じような習慣があるらしい。いかに怖いお面を作るか研究してやっているので毎回お面が変わるとのこと。「おりこうさん」にはプレゼントをを与え、そうでない子には与えないそうだ。日本とはちょっと違うが目的は同じようだ。
日本の「なまはげ」習慣で、お嫁さんも怒られるようになったのは最近の世相の反映ではないか。昔は無かったず。
ところで今日お多福が突然髪がボウボウになって「なまはげ」の頭みたいだからといって床屋さんを予約していたみたいだ。「毛あらし」どころか「なまらはげ」になって、ボウボウになる毛があって羨ましいだわ。

Re: Re: No title

先の返信中「オーストラリア」を「オーストリア」に訂正。
謹んで訂正し、心よりお詫び申し上げます。

Re: Re: Re: No title

まだ間違いがあった。
「プレゼントをを」の「を」が一つ多い。
「昔は無かったず」を「昔は無かったはず」に訂正。
これまた、失礼致しました。
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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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