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ニシンの群来(くき)

4月28日早朝 隣町小平町鬼鹿海岸でニシンの群来が見られた

ニシンの群来1-1

小樽沿岸では毎年ニシンの群来が見られ
今年は3月上旬に確認されている 群来は10年ほど続いているようだ

この留萌沿岸では 最近ほとんど見られず 
この小平町では30年ぶりのこと

またこの場所が偶然にも国指定重要文化財「旧花田家番屋」鰊番屋の前浜
留萌市から稚内市に向かう国道232号線沿いにある 

ここはまた 
道南松前町から稚内までの延長700キロメートルを結ぶ街道
「ニシン街道」の途中の場所 

旧花田家番屋1-1
(国指定重要文化財「旧花田家番屋」)

ちょうどここは「道の駅」にもなっており 
ゴールデンウイークの大型連休中の観光客などが立ち寄る場所
この街道は「オロロンライン」と名付けられている

ニシンの群来はドライバーにとってはめったに見れないもの 
絶好のシャッターチャンスだったのではないか

前浜は浅瀬の藻場があり 産卵に適した場所
オスのニシンの放精で海面が真っ白 
幅は50メートル 沖合に100メートルほどに広がっていた

昭和20年代後半からニシンはその姿を消し
日本海の沿岸漁業は衰退の一途をたどっていたが
 
何とかホタテ養殖漁業などの導入で活路を開いている 

しかし 
太平洋・オホーツクなどと比較すると漁家の所得は雲泥に低い

今でもニシン漁で栄えた当時を夢み 漁業を続けている漁家もある

現在漁獲されているニシンは 当時の樺太・サハリン系のニシンとは違い
石狩湾系などの地域性のニシンだが 資源は確実に増えているようだ

今年も刺し網でも漁獲されている 
また留萌港湾内でもよく釣れており 釣り人で賑わっている

今日は平成最後の日
北海道命名の松浦武四郎もこの群来を見て さぞ喜んでいたことでしょう

松浦武四郎像1-1
(旧花田家番屋前の駐車場に立つ松浦武四郎像)



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Comment

No title

この海面が真っ白になっているのを鰊の群来と云うのですか!しかも留萌の方では30年ぶりとか。初めて見ました。昔のようにまた春告魚の大漁の日が戻ると良いですね。「群来」を改めて国語辞典(岩波)で引いてみても出ておらず、『日本国語大辞典』に「春、産卵のために鰊などの大群が海岸におしよせること。」とあり、例文として有島武郎の「生まれ出づる悩み」から「北海道第一とい云はれた鰊の群来が年々減って行く為めに」が引かれていました。
懐かしい北海道をおさらいしました。

Re: No title

このニシンの「群来」にちなんだ地名などが道内日本海沿岸にあり、積丹半島の古平町には「群来町」という所があるようです。
また小樽には「群来膳」という寿司屋が、また江差町には「旅庭群来」という宿・食事処もあるとのこと。
この場所は何処も当時ニシン漁で栄えたところですね。
ニシンは長い間「幻の魚」と呼ばれていましたが、最近は結構食べることが出来る魚になりつつありますよ。
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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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