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藤(フジ)の花 その2

先日増毛町の藤(フジ)を紹介したが 

今回は藤(フジ)に関連する話

藤(フジ)の名の由来は「吹き散る」の転訛など 色々あるようだ

藤(フジ)は 
一般的には「ノダフジ」と「ヤマフジ」の2種類があり
「ノダフジ」は大阪市福島区野田の地名からとったもので
一般的に藤(フジ)は「ノダフジ」をさすことが多いらしい

ツルは傍の木などに巻き付くが
「ノダフジ」が右巻きで 「ヤマフジ」は左巻き 
巻き方が違うようだ

藤(フジ)の花は垂れ下がって咲くので その姿が「振袖」のように見えることから 女性の象徴とされている

藤の花1(1)
(増毛町潤澄寺境内の藤棚)

何といっても藤(フジ)の花が愛されているのは うすい紫の色
「藤色」の名もこの藤(フジ)から付けられている

平安時代には高貴な色として特に愛され 人気があったようだ
このころ隆盛を極めた「藤原氏」の名もこれに肖(あやか)ったのか

女性の象徴が「藤(フジ)」ならば
男性の象徴は・・・といえば「松(マツ)」と古くからたとえられ

清少納言の枕草子に
「色あひふかく花房長く咲きたる藤の花松にかかりたる」
という詞があり

平安時代には「藤(フジ)の花」を詠んだ詞が多いとのこと

「藤(フジ)」は「不死」とも聞こえ 縁起の良い花ともされている

一方「不治(の病)」を連想する人はかなり偏屈な方と思われる

また
「藤(フジ)の花」には たくさんの花言葉があるようだ
「歓迎」 「優しい」 「佳客(良いお客様)」 「恋に酔う」 
「けっして離れない」 「忠実な」 

この6つの言葉があり

その中の一つ 注目すべき花言葉は
上の清少納言の詞からも解るように「けっして離れない」だ

「藤(フジ)」のツルは
近くの木や藤棚にしっかり巻き付き 太く長く伸び成長し 花房を垂らす
一度絡みついたらちょっとやそっとの力では引きはがすことが出来なくなる

このことから 「けっして離れない」の花言葉が付いたそうだ

近所の家の庭に 
「藤(フジ)」のツルが「アカエゾマツ」にしっかり絡み花房を垂らしていたことを思い出した
確かに5m以上に伸びた「松(マツ)」のてっぺんまでツルが巻き付いていた

今年もこの様子を見れるのか 行ってみたが残念ながら「松」が切り倒されており
藤(フジ)の姿も見られなかった 

写真をアップ出来ないのが残念

「藤(フジ)」は女性の象徴で 
「松(マツ)」は男性の象徴として
「藤(フジ)」のツルのがっちりと巻き付く習性が 男性への思いだとしたら・・・これは凄いことだ

がっちりと絡んで 囲んで 掴まれたら 
「一生離しません」と言われているような気もする

でも男性としてみれば
それほど愛されたら本望か・・・

札幌に「藤女子大学」があり 
校庭にはその名のとおり 数カ所の「藤(フジ)」棚がある

この大学の教育基本は 深い知性は 「豊かな心とともに」
学びの原点は キリストの教え 「互いに愛し合いなさい」

この大学は「藤(フジ)の花言葉」の精神を学びに取り込んでいるのかもしれない


それにしても
「藤(フジ)」に似つかわしい「花言葉」を付けたものだ


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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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