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「ふぐの子」の加工品があった

今回の「現存天守12城めぐりの旅」の途中
能登輪島朝市で「ふぐの子」の加工品を見つけ

買ってきたのが
「ふぐの子糠漬け」と「ふぐの子クリームチーズ」

ふぐの子加工品1(1)

お多福の生家は元大謀網(大規模定置網)を経営
父親は鳥取から北海道へ渡ってきた三代目 
祖父から始めた漁業で生計を立て
ニシン漁の衰退後 厳しい時代を過ごしたが

さばが獲れ出し ふぐが獲れ 続いてまぐろも獲れ
定置網の名称は 元々は「さば定置網」であったが

「さば・ふぐ定置網」そして「さば・ふぐ・まぐろ定置網」とその名も変わり 色々な魚が獲れた時代があった

お多福はこのふぐと まぐろのお陰で大学を卒業できたようだ
結婚した当時もまだ結構ふぐが漁獲されていて 
ボクも実家を訪問したときは 水揚げの様子を見に行ったものだ

ふぐは大型のものは剝き身にして出荷
小さなものは焼乾し後 粉々にほぐして出汁用として蕎麦屋など料理屋などに卸していた

お多福の母親はこのふぐの加工の責任者
いわゆる加工場の工場長をしていた

ふぐはご存知のとおり内臓・皮膚・血液・筋肉の一部などに毒があり
料理を間違えると食中毒による死亡原因となる

国内の食中毒の原因はふぐと きのこが多い

1522139(1).jpg

だから
ふぐの料理屋には必ず「ふぐの調理師免許」を持つ調理人を置かなければならない
特にフグの卵巣には猛毒がある

今回輪島朝市で購入してきたものはまさにこの卵巣だ

実家のふぐ加工場では当時
この卵巣を塩漬けにした半製品をこの石川県に出荷していた

出荷後はどのように加工され 販売されているのか
父親が石川県に視察に行ったこともあるようだが詳しいことは聞かされていなかったとのこと

その加工品がこの輪島朝市にあった
卵巣は2~3年間塩漬けで寝かせておくと毒が消える

何故塩漬けで毒が無くなるのか 科学的には証明されていないようだが
石川県ではこの方法で解決し 加工品として販売されている

手間暇かけているので値も高いが 
本州では人気なのか 楽天市場でネット販売もされている

高価な珍味として人気があるそうだ

一方北海道ではほとんど見かけない

今回手に入れたこの加工品はまだ食べていないが

「糠漬け」は スライスして食べ
「クリームチーズ」はクラッカーなどに塗りつけて食べると美味しいとのこと

お多福の実家の「ふぐの子を塩漬けにした半製品」はこのような製品になって販売されていたことが解った

また一つ 
北海道と石川県が繋がっている物を発見した旅であった


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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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