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KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
以前から続けてきた手作りでのクラフト創作で、主に手先・目そして頭を使うことで多少なりとも老化速度を遅らせる効果を期待している。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。


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方言玉手箱 その11 ~なまり その2~

前回は訛(なまり)編の 「す」と「し」でしたが

今回は 「え」と「い」の訛(なまり)です

過去にニシン漁で栄えた北海道の日本海沿岸には 道南・東北地方からいわゆる「若い衆」と呼ばれる者が出稼ぎに来たのですが 彼等から各地の方言が伝えられました

また方言と一緒に訛(なまり)も然り しっかりと伝わってきたのです

喋り言葉をその通りに文字にすると また大変なことになります

お多福の母親は「え」と「い」の訛があったようです

ニシン漁が衰退した時代(昭和30年代) 北部日本海沿岸の多くの漁業者は 生活のつなぎとして鶏とか豚などを飼育していたのです

お多福の実家も自家用にと 鶏を買い卵を獲っていたのですが 小学生の頃 学校から帰ったらよく鶏に「いさ」を与えるるようにと頼まれたそうです

鶏1

もう お解りのように「いさ」とは「えさ(餌)」のことです

「いさ」とは どう書くの? と問えば「いさ」と書き
家計簿の 鶏の「えさ(餌)代」を 「いさ代」と書いていたとのことです

鶏2 鶏3

同じくお多福の大学時代のことです
近世文学で北海道大学から講義に来ていた学者先生に関する訛(なまり)の話です

この学者先生は江戸時代の文学 本居宣長に関する自分の論文を読み上げ 受講生に筆記させる講義で この論文から試験問題が出されるので 受講生は必死になり筆記していたとのことのです

しかし この学者先生は「えど(江戸)」を「いど」と発音するため 受講生は訛(なまり)に気づきながらも とりあえず「いど」と書きながら筆記を続けたのですが

この「いど」が何度も何度も出てくるので そのうちお多福は この講義に嫌気がさし 受講を取りやめたそうです

ちなみに この先生は「いど(江戸)っ子」だったようです

「いど(江戸)」と「いど(井戸)」です
江戸1 井戸1

小生は二十数年間 漁業者相手に仕事をしていたので もともとの訛( なまり)に更に磨きがかかっています
 
漁業者は よく言えば太っ腹で 気前が良いのですが
短気な方が多く 皆一匹オオカミなので怖いものは無いのです

意見が違うとすぐ喧嘩腰になり 「えばり(威張り)」ます

「なんだおめえなんか えばりくさって とんでもねえやつだ」
「おめえこそ えばりくさって あほで ねえか」

「おれの たごばご(たこ箱) 勝手にあげ(=揚げる)やがって とんでもねえやづだ」
「おめえごそ おらほ(俺)の網あげやがって なぬごそ(なにこそ)かんがえでやがるんだ」 

こんな とんでもねえこと になります

大幅に話がづれたのですが
「いばる(威張る)」が「えばる」になるのです

殿様

「えばれば えばるほど 偉い殿様」になれるのでしょうか








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