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春の日差し

春の気配が感じられ

太陽が顔を出すと 降った雪もすぐ解けだす

朝と昼の状態
雪解け1(1)
(写真上は2月24日)

国道もすっかり乾いている
以下写真は2月26日
国道(1)

留萌港内も穏やかだ

留萌港1(1)
何処の港湾にもある倉庫群

岸壁にも雪はほとんど雪は無い
留萌港倉庫群1(1)
海の色はもう冬ではない

海1(1)

海2(1)

暑寒岳も穏やかな海に浮かんでいる

暑寒岳3(1)

今日も晴れ 
道内最低気温は朱鞠内で氷点下26℃
まだ寒気団が居座っているが

当市は 日中プラス気温になっており
春に向かっていることが感じられる

これで本当に冬が終わるのか
嬉しいやら 喜んでよいのか 

複雑な気持ちでもある



方言玉手箱 その33 ~こぐ~


方言玉手箱 その33 ~こぐ~

今冬の当地の積雪量は例年の三分の一程度

除雪車も普段はヒマそうで 雪が降った日は
張り切って幅広くまた綺麗にかいで(除雪して)くれている

子どもの頃田舎では除雪車など入(はい)らず
バス道路などの道以外はほとんどが踏みつけ道で
雪の降った朝学校へは馬橇の細い二本の橇のあとを歩いたり
雪をこいで」行ったものだ

ここで気を付けなければならなかったことは
湯気があがっている馬糞を踏まないことだった

これいつ頃の話だ?問われれば
もうかれこれ65年以上にもなるか
(古すぎるか)

古い話でなくとも
今でも雪が降ったら家の前は雪かきしなければ
こいで歩かなければならない

雪道1(1)

この「こぐ」
雪を踏み分けて進むこと
この言葉は「舟をこぐ」ことからきたものらしい

舟が水を分けて進むように
障害物を押し分けながら進む意味で

「北越雪譜」(江戸期の雪国百科全集といわれているのも)に
「橇(かんじき)をつけて雪を漕ぎながらあゆむ」
ことを「雪言にこぐという」と記している

このことからこの語は雪の多い北陸地方・新潟で生まれ
次第に東北・津軽まで伝播したとの説があるようだ

この後北海道道南にでも伝わったのか

しかし
室町時代中期の「義経紀」にも
義経が頼朝に追い込まれ 防戦の際の様子の中に
「重き鎧は著(き)たり 雪おば深くこぎたる」
との記述があり

また
同じ時代の「田植草子」にも
歩きにくい沼田の中を歩いていくことを
「こぐ」と表現しており
中央でも話し言葉として使われていたことも否定できないとも

さらに面白い表現がある

江戸時代の「津軽道中譯」には
「四十八川の深みを こぐときァ きん玉へ水がついて 
下はらがいたむといって わしにおぶさったじゃァねへか」

と津軽生まれの弥太八は会話のなかに「川の深みをこぐ」を使い
話しかけられた江戸っ子の喜次郎兵衛はその「こぐ」の語に
何ら違和感を抱くことなく話が展開していることから
江戸でも使われいたのではないかという推定を導くとのこと

従って
「舟をこぐ」はもともと共通語だから この語から
「雪をこぐ」などと雪国で独自に使われ出し

この「雪をこぐ」だけが 
北陸 東北 北海道弁として認識されているのではないか
これがボクの今回の結論となる

「こぐ」が共通語として使われている表現を書き出してみると
障害を押しのけて一生懸命進む意味から

「笹やぶ・竹やぶをこぐ」「川をこぐ」「ブランコをこぐ
「自転車をこぐ」「群衆の中をこぐ
など様々な使われ方をしている

ついでに
非常にいただけない一生懸命でない表現の「こぐ」がある

それは
あァ~あいつ「船こいでるぞ~」の
こっくりコックリの「船をこぐ」だ

こぐ1(1)


ぼくはいつもご飯食べた後は
一生懸命「船こいでいる」

障害物は何~にもなく

気持ちいいんだわ~



*参考 北海道「古語」伝承夏井邦男(無名舎出版)


カヤニファームの「宗谷のしおかぜたまご」が稚内ブランドに


以前当ブログで紹介した「カヤニファーム」北のたまご屋さん
2020年度「稚内ブランド」に認定された


2020年度「稚内ブランド」(1)
(2月19日付北海道新聞留萌宗谷版)
矢印の方が「カヤニファーム」の経営者伊藤香織さん

伊藤さんは夫婦そろって2007年に札幌市から稚内市に移住
翌年から自然のままに土間の鶏舎で自由に歩き回る平飼飼育の
養鶏業を開始

飼料は北海道産・地元産にこだわり
鮭・利尻昆布等を活用した無添加自家配合飼料を使っている

数年前には
クラウドファンディングを利用して鶏舎を拡充し 
量産体制を目指した

卵の名は
「宗谷のしおかぜたまご」
しおかぜ卵1(1)
(カヤニファーム 宗谷のしおかぜたまご 昨年撮影したもの)

「稚内ブランド」とは
稚内の特産品や地域資源を認定するもので
今回は9回目の認定

認定期間はこの4月から3年間で
認定後は共通マークが使用出来
パンフレットやホームページにも掲載されるとのこと

このカヤニファームの「宗谷のしおかぜたまご」は
北海道の特産品として
既にコープさっぽろの共同購入にも使用されている

カヤニファームの卵2(1)
(以前作ったカヤニファームの看板)

「カヤニファーム」とは
アラスカ先住民の言葉で「植物のたましい」という意味らしい

カヤニファーム
のブログは当ブログともリンクしており また

ホームページはこちら

ご主人はこの地でゆうち自然学校プロジェクトを主宰 
子ども・親子を対象に様々な体験プロラムを行い 
ご夫婦ともに地域で活躍している

「稚内ブランド」認定おめでとう


方言玉手箱 その32 ~べんこふる~


方言玉手箱 その32 ~べんこふる

「いくらべんこふったって何も出ないよ!」
これは「いくらお世辞を言ってもあげるものは無い」の意味

「べんこ」「べんこう(弁口)」の転じたもので
「口がうまい 達者 弁舌にたけている」の意

古くは
日葡辞典(ポルトガルの宣教師たちが日本語を学ぶための辞書)にも
「話すことにおいて雄弁であり 多弁であること」の解説がある

江戸時代にも浄瑠璃の言葉を上手に言い回すことを
「弁口有(あ)らして」と表現し 褒め言葉であったようだ

北海道へは東北を経由して道南の浜言葉に伝わったのが
「べんふる」「べんふり」
もともと「べんふる」はお喋りをするの意だが

現在 北海道で「べんふる」「べんふり」
「うまいことをいう」「必要以上にお世辞をいう」などと
「口先だけの言い回しするもの」とあまり良い使われかたはされていない

「おべんちゃら」などと
お喋りで多弁な人を呼ぶが
「ちゃら」はでたらめなことで上方語の説もあるという

これに卑俗で野卑にした言い方
「べんちゃらぬかす」となる

「あいつは上司におべんちゃら使って出世した奴だ!」
「あいつは べんこふりだ!」
「あいつにべんこふっとけ 後でいいことあるから!」

べんふり1(1)

・・・ということで
今の官僚はみんな某総理に「べんこふってる」ことになる

ある意味
「忖度」風潮に繋がっているのか?
世の中には「いいふりこき」「べんふりこき」も多いが

「冷や飯を食う」ことのないよう
「べんこふり議員・べんこふり官僚」
がどんどん増え続けている

困ったものだ

・・・横道にそれてしまった



(注)参考 北海道「古語」伝承 夏井郁男(無名舎出版)


カナダ先住民アートの文様


カナダ西海岸先住民アートの文様を
これまでも何点か彫刻しているが
絵柄が複雑・繊細でかなり難しいところがある

カナダ文様1(1)

カナダ文様2(1)
(以前に彫ったもの)

この度 違う文様を彫ろうと
トレースしてみたが

使う檜材の大きさの関係で
デザインが小さくなり 彫るのは無理と判断し
アクリル絵の具で描くことにした

カナダ文様3(1)

デザインは鷹か鷲

色は赤系と黒
隙間は本来白であるが塗らず
白木のままとした

完成はこちら

カナダ文様4(1)

デザインの出典はc1.staticflickr.com

これは自作デザインではないので

自家用の飾り物として使用

少雪にもほどがある

雪が少なく いつになったら平年並みになるのだろう
そのうち降る そのうち降る
そのうちドカ雪が降るだろうと 期待していたわけではないが

もう2月中旬になった

この12・13日は暖かく日中の最高気温はプラスの8~9度
夜中でもプラスで雪はドンドン融けている

家の前の道路も雪解けが進み
アスファルトが顔を出した

少雪1(1)

おまけに家の前の駐車スペースにも雪は無くなった

少雪2(1)

いつもならアスファルトの上に10㎝ほど氷が張り
3月上旬頃から氷割作業をしているが
今年はその必要が無いようだ

今季は融雪機の出番も一度も無く
試運転も必要無かった


この週末には 冬並みの気温に戻るようだが
もうこの先はしれたもの

それにしても気象は一体どうなっているものか
この場所には30年以上も住んでいるが
こんな少雪の冬は初めて

この先一年どんな年になるやら
正直言って不安な気持ちにもなる

スウェーデンの17歳の環境保護論者のグレタ・トゥーンベリは
「大量絶滅の始まり」
と地球温暖化による気象変動対策を唱えている

確かにその通り

自国ファーストなんて言っている場合ではなく
各国首脳が地球ファーストで一致団結し
第一優先で真剣に取り組んでもらいたいものだ

安倍総理にも
冬物在庫一掃セールも終わるのだから
在庫一掃人事なんか もうやめて有能な人材を使い

この分野で
世界のリーダーシップを執ってもらいたいものだ



旭川冬まつり ~その2 氷彫刻~

旭川冬まつり その2

ぽすたー1(1)


河川敷の雪まつり会場の他に駅前平和通り買物公園では
関連行事「氷彫刻世界大会」が開催されていた

大会には国内外から個人戦25人
団体戦19チームが出場

40時間で氷彫刻を製作し芸術性や技術を競う
以下何点か 作品を紹介

氷彫刻1(1)

氷彫刻2 (1)

氷彫刻9(1)

氷彫刻11(1)
写真は夜に撮った方が
写りが良かったのかもしれない

下の作品は
二人一組の団体で最優秀賞の作品「一心同体」
女性が鹿にまたがりながら矢を射る躍動感ある姿を
細やかな彫リ込みで表現している

氷彫刻10(1)

残念ながら
個人部門の最優秀賞作品を撮り損ねていた

正面に旭川駅(駅右はイオンモール)
写真右は平和通り買物公園

旭川冬まつり12(1)
上は駅広場に開設されている
スケートリンク(無料開放)

旭川冬まつりは札幌雪まつりと同日の11日で終了した



旭川冬まつり ~その1雪像~

旭川冬まつりがこの6日から開催されている

今年道内はどこも雪が少なく
冬のイベントは中止あるいは規模を縮小し
開催しているところが多い

旭川冬まつり1 (1)

旭川市も近隣から雪を集め開催に至ったようだ
会場は旭橋付近の河川敷

メインは大型雪像が一基
旭川市のキャラクター「あさっぴー」をデザインしている

旭川冬まつり2(1)

キャラクターの「あさっぴー」と「ゆっきりん」が
応援に来ていた

左が「あさっぴー」 右が「ゆっきりん」
旭山動物園の動物が変身

旭川冬まつり11(1)

「あさっぴー」はもともとゴマフアザラシの男の子
ある日のこと あこがれの存在だったホッキョクグマの姿に変身し
「あさひかわ」の「ハッピー」を願うヒーロー
「あさっぴー」として誕生

「ゆっきりん」は「あさっぴー」の幼なじみのキリンの女の子
ある日のこと 大好きな旭川の雪と融合した姿に変身した

市民が作った小型雪像もいっぱい

旭川冬まつり3(1)

JR旭川駅などからシャトルバスも運行

コンテスト対象雪像も十数点


旭川冬まつり4(1)

旭川冬まつり5(1)

5歳の女の子「チコちゃん」もいた
「ボーっと生きてんじゃねーよ」
と叱られないようにしなくちゃね

高校生雪像甲子園が開催されていた
最近は甲子園も「野球」だけじゃない
隣町東川町では
「写真甲子園」が全国規模で
開催されている


旭川冬まつり8(1)

上は子どもたちのミニ雪だるま

大雪像の横は大滑り台となっており
子どもたちは順番待ちの大盛況


旭川冬まつり7(1)

旭橋を背景にスノーモービルで曳かれる
エアーボート(?)が大人気
これも順番待ちで行列ができていた

造花の氷漬け作品 


旭川冬まつり9(1)

会場にはテントの出店で大賑わい
しかし新型コレラウイルス騒ぎで外国人は少ない

札幌でも雪まつりが開催されているが
外国人観光客はキャンセル続きでホテルなどは大打撃

旭川冬まつり12(1)

旭川ラーメンは大盛況のようだ


会場は旭川市の中心部「常磐公園」に隣接
公園内でも夜にあかりをともす「アイスキャンドル」が
並べられていた
(ちょっと見ずらいかな)

旭川冬まつり10(1)

翌早朝(9日)旭川市江丹別では今季全国一の最低気温
氷点下36度

この記録は35年ぶり
ブル! ブル!! ブル!!!

当市でも氷点下19度を記録した




方言玉手箱 その31 ~こわい~


方言玉手箱 その31 「こわい」

「こわい」は一般的には「恐ろしい」の意味に使われているが
全国的には
他に「固い」「疲れた」「痛い」「恥ずかしい」「気分が悪い」「厭らしい」
など色々な意味に使われているようだ

北海道では「恐ろしい」の他に

「ヤァー今日はこわかった 雪が多くて雪かき大変だったんだわ!」(疲れた)
「昨日から風邪ひいて 体がこわいのさ!」(気分・体調が悪い)

_convert_20200205133625.jpg

このように「疲れた」「気分・体調が悪い」の意味に使われることが多い


以下
『北海道「古語」伝承』(夏井邦男 無名舎出版)を引用


「疲れた」の意味の「コワイ」は「強」の字を当て、
「つよい、かたい」の意から進んで「かたくるしい」となり、
さらに「たいぎである」となったと考えられ、
「恐」と同じ語源とされる。

このことを文献上に確かめることができそうである。

まず「日葡辞書」に「コワイ(強い)固くてこわばったものまた、 
比喩、骨の折れるもの、あるいは、苦痛の種になるもの、
恐怖を感じさせるもの」とある。

この語義解説には、
「疲れた」と「恐ろしい」との意味の接点が認められる

また、この語を疲労感を表す語として用いられる北関東以北では
恐ろしさをいうコワイと衝突(同音衝突という現象)した結果、
意味的な混乱を避けるために、
江戸後期以降、新たにオッカナイ及び、
それに類した語を使うようになったのである。

例えば「御国通辞」に江戸語「こわがって」に対して
盛岡語「おかながって」とあることがその証となる。
(中略)

江戸時代、コワイの用法は道南ではどうであっただろうか。
そのことを知るにはやはり「松前方言考」が参考になる。
ここには「コワイ」は山坂の道を越えたり、
精力を尽くして働いた時に云う言葉であり、
これは「古きよりの言葉」が伝えられたものだ、
と記している。

さらに、「をそろしきのコワイ」についても、
どうして松前(函館)の人が知らないはずがあるだろうか、
といった解説が見られる。
当時、コワイが、「疲れた」「恐ろしい」の両義をもって
使われていたことが注目される。
・・・

以上 解りやすい解説文があった

上記の「こわがって」に対する盛岡語「おかながって」
北海道でも良く使う言葉
この辺では「おっかながって」と使っている

2月3日は節分だった
この日は各地の幼稚園やら保育園で園児の前に鬼が出没した
これは毎年の行事

この鬼を異常にこわがる孫がいた
鬼を見た時の鳴き声と泣き顔は物凄い
なまはげならもっと大変だろう

幼稚園に通っていた時
節分の日は「今日休んでいい?」と母親に頼んでいた

こんな時 母親は
「ウチの娘 鬼をおっかながって幼稚園に行きたがらないんだわ!」
と言っていた

全国ニュースで鬼に追いかけられる園児たちの
泣き顔が放映されていたが
みんなホントに「おっかながっていた」

でも鬼たちもあっちこっち引っ張りだこで
疲れるんだよ

ホント こわい鬼役もこの日は

「こわいんだわ」(疲れるんだわ)

20200204SS00001.png





今季3度目の「けあらし」撮影

2月6日 早朝当市の気温は氷点下15度

目覚めて窓越しに海の方を見ると海上は「けあらし」でモクモク

消えないうちにすぐ様子を見に行ってみた
日が昇り出し 風が「けあらし」を沖へ押し流していたが
まだ結構残っていた


けあらし6-1(1) 
(留萌港南防付近から黄金岬・暑寒岳方面の様子)

今季3回目の写真撮り
気温氷点下14度
シャッターを押す指は寒さで痛い

けあらし2(1) 
岩場の「けあらし」

岩は福井県東尋坊・北海道層雲峡などと同じ
玄武岩質の柱状節理


けあらし3(1) 

この日
北海道でこの冬一番の冷え込み
旭川市江丹別では氷点下31.6度を記録
また札幌では24時間で40cmの雪が降った


けあらし5(1) 

(写真は全て黄金岬付近)

けあらし7(1)

時間は朝7時半頃
この後「けあらし」はすぐ消えかかる





プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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