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北海道開拓の村 ~その3~

「北海道開拓の村」に移築・復元された歴史的建造物の紹介 第3回

旧近藤染舗

近藤染舗は1898(明治31)年徳島県から旭川市へ移住した近藤仙蔵と弟2人で創業した染物店
徳島の特産 藍の技術を受け継いで開業
1913(大正2年)に新築された店舗兼住宅

旧所在地旭川市1条3丁目  
復元 1985(昭和60)年

近藤染物1-1
(近藤染舗)

大正後期の店の様子と生活
五穀豊穣の のぼり旗と職人 台所では食事の用意か
赤丸印内には 懐かしい当時の電話機もあった

近藤染物2-1
(近藤染舗店舗と生活の様子)

現在も開業当時と同じ場所(旭川市1条)で操業している


旧来正(くるまさ)旅館

東永山兵村(現旭川市永山)に屯田兵として入植した来正策馬(くるまささくま)が1898(明治31)年に退役後 永山駅前に移り待合所を開業
1919(大正8)年に旅館兼待合所を新築し営業を再開

旧所在地 旭川市永山1条
建築年 1919(大正8)年
復元 1985(昭和60)年

旧来正旅館1-1
(旧来正旅館)

この建物で NHK朝ドラ「マッサン」のロケが行われ
熊虎とマッサンの出会いのシーンなどが撮影されたようだ
このシーンは 
2015(平成27)年1月の第80・81回「渡る世間に鬼は無し」で放送されている

座敷では 大正14年と昭和初期の雛人形が飾られていた

お雛様1-1
(お雛様)

また店内の土間には 当時の三ツ矢・森永・フルヤのミルクキャラメル
駄菓子・サッポロビールなどの売店の様子が再現されている

サッポロビールの「星」マークは 当時から旧北海道旗の五陵星を使っていた

旧来正旅館2-1
(旧来正旅館の売店の様子)


旧三〼(さんます)河本そば屋

1885(明治18)年頃 石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が そば屋の修行を積み三〼(さんます)そばののれんを継いで新築した店舗
小樽の中でも 最も栄えた地域にあったそば屋で 食事はもちろん宴会の場でもあったようだ

旧所在地 小樽市住吉町
建築年 1909(明治42)年頃
復元1988(昭和63)年

旧三〼河本そば屋
(旧三〼河本そば屋)


旧手宮駅長官舎

1880(明治13)年北海道で初めての鉄道 幌内鉄道が敷設され
その職員官舎としての建物
外部の意匠に洋式の手法が用いられ 手宮宿舎5号と呼ばれた
この同じ形のものが6棟建設されている

旧所在地 小樽市手宮町
建築年 1984(明治17)年
復元 1980(昭和55)年

旧手宮駅長官舎1-1
(旧手宮駅長官舎)

幌内鉄道開業にあたってはアメリカ製の蒸気機関車2両が使用 「義経」「弁慶」と命名された
1880(明治13)年の開通は小樽ー札幌間 
翌年8月には明治天皇の北海道巡幸があり お召列車「開拓使号」が使用された

幌内鉄道の幌内とは三笠幌内
幌内ー手宮(小樽)間の計画 石炭の積み出しが目的


旧開拓使爾志通洋造家(白官舎)

開拓使の官舎として建てられた

アメリカの建築様式を模範としているが 内部は和風で和洋折衷様式
外壁が白ペンキで塗装されているので 俗称「白官舎」
1棟2戸建て 4棟並んで建設された

所在地 札幌市中央区 
1878(明治11)年建設 1994(平成6)年復元

旧開拓使志通洋造家1
(旧開拓使爾志通洋造家(白官舎)) 内部は資料展示室となっている

今回は ここまで



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プロフィール

KEARASHI

Author:KEARASHI
2013年10月リタイアをきっかけに、木彫・木工クラフト工房を開設しました。
木に新しい命を吹き込むという思いを込め、「萌樹工房」(もえぎこうぼう)と名付けています。
ブログでは、工房の様子や他の趣味等を載せていきます。

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